sakusaki1’s diary

20代OLの気ままな備忘録

家庭教師(中学生男子と高校生女子)のアルバイト談

大学生の高時給バイトと言えば、家庭教師や塾の講師がぱっと思いつきます。

実際私も、興味本位と高時給に釣られて応募しました。

sakusaki1.hatenablog.com

結論から申し上げますと、高学歴や教えるのが上手く面接が得意な方以外はそこまでコスパの良いバイトではない。人見知りは克服目的で働く以外お勧めしないです。

【面接】

履歴書は不要で身分証と証明写真持参でした。指定されたオフィスへ向かうと履歴書に代わる書類の記入をします。

※この書類が実質登録用紙であり、委託契約を結んだのではないかと思います。

私のほかにも同じように応募してきた大学生が2人おり、面接はなく家庭教師業務の説明を受けます。そしてその場で、自分が担当することになる生徒を知ることができました。

在籍大学不問で、ろくな面接もうけず家庭教師として派遣される実態のため、自分が親目線で考えると大丈夫なのか心配になってしまいます…

(一方で将来教師希望の熱心な先生もおり、先生の当たり外れや相性もあるかも知れないため、複数の派遣会社でお試しされると良いと思います。)

【業務内容】

生徒宅に訪問して生徒の部屋で授業を行いました。(親御さんとのやり取りは基本電話で行います。)

家庭教師の派遣会社が用意したテキストを中心に、生徒が希望する1~2科目の勉強をみます。基本全教科対応しているため、定期テストでは生徒が希望する教科を見てあげるなど臨機応変に対応します。(1教科ごとではなく、時間で料金が発生する形)

【お給料】

高校生(2,000円)と中学生(1,800円)で時給が異なりました。交通費は別途請求可。授業時間は60分~(定期テスト前など追加授業15分単位で可)で一週間に1回の頻度でした。

自分で1か月の勤務時間と交通費を計算し月謝袋に記入。生徒の親御さんに直接現金を手渡しで頂くため、税金の報告は自分で行う必要があります。

【職場の仲間・雰囲気】

私が経験した2人の生徒の特徴です。

・高校生女子A:人見知りで大人しい。お笑い芸人と少女漫画が好き。父親とAのみの二人暮らしで、父親は仕事で顔を合わすことはあまりなかった。

Aとは進路相談の延長で父親に許可をいただき、オープンキャンパスに同伴しました。(給料はなし)

・中学生男子B:ゲーム好きで熱意がない感じの現代っ子。母親が優しいのでわがままをよく言うが、先生(私)に対しては生意気な態度は取らない。

【客層】

A・Bの親御さんともに、授業や先生(私)の経歴について干渉することなく、大学生であるものの、「先生」と呼んで敬語で丁寧に接して下さいました。

(授業の進み具合や、定期テストはどれ位の点数が目指せそうかの、毎回授業後に軽い感想は伝えて言ました。)

受験で良い高校・大学に行くため家庭教師を頼んでいるというよりは、定期テスト対策や勉強が苦手・家で1人では勉強しないからという理由であると感じました。

Aへの家庭教師期間は1年半以上続きました。(私情により辞退)Bは5か月しか続きませんでした。(母親から辞めたいと申し出)

【また働きたいか】

教えるのが向いている人は有り。(当たり前だがこれに尽きる。)

時給の高さと直接手渡しでお給料が頂けることに魅力を感じて続けていた私には、生徒のモチベーションを高めてあげたり成績を伸ばして挙げる実力もなかったです。

とは言え、数か月教えていると親身に思うようになり「授業内は何とか勉強にやる気を持って欲しい。」と意気込んでいました。

スパルタで結果を出して欲しいと願う親と勉強をしたくない生徒。両方に嫌われないように気を遣ってしまったためしんどく感じてしまったり、宿題をさぼる生徒にどこまできつく注意すべきか迷うことは多々ありました。

 

余談

※先生は派遣会社と直接労働契約を結ぶ訳ではないため、親御さんと先生が仲良くなりこれからも長期で継続したいと考えると、親御さんが派遣会社との契約を切ってその分少し上乗せで先生の給料を払う方法があったようです。

私は親御さんと最低限の会話のみしか行っていなかったためありませんでしたが…。